2014-8-29 22:45

東浩紀さんの新刊『弱いつながり』が素晴らしかったです。曰く、日本人は一箇所で頑張る村人を好むが、かといって流浪し続ける旅人もサステナブルではない。そこで筆者がすすめるのは、村人と旅人を行き来する「観光客」であれというメッセージ。

 

観光は時に無責任ではあるものの、美術館巡りやお祭など、普段やらないことをやる仕掛け、イベント的な性格をもっていて、普段やらないことをやるからこそ、視点も広がるし、移動の時間中は思考に深く潜れたりもするし、帰ってきたときに周囲に見聞きしたことを話したりもします。

 

私的には村人でい続けるのはとても窮屈だけど、かといっていつまでも流浪し続けるわけじゃない、サステナブルではない。では、心地よいあり方って何だろう?と考えていた自分には、まさに納得!の一冊でした。

 

また、たまたま空港と飛行機の機内という、ちょっと非日常、ちょっとした旅の途中で読めたのも良かった。本にはきっと似合うシチュエーションがあって、旅のわずかな演出のエッセンスが、私をぐいぐい本の世界へと駆り立ててくれた気がします。

 

冒険に出よう
安藤 美冬

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冒険に出よう 未熟でも未完成でも“今の自分”で突き進む。
(U25 Survival Manual Series)